都紀女加王墓前バス停で待つ。

長崎生まれ佐賀育ち 中高福岡大阪在住 完全趣味の自己満足ブログ。 @tsukimecha

EU4戦記ノルマン・コンクエスト⑥遠交近攻

前回→

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1367年、アキテーヌ公国を統合。

1372年、ポーランド統一戦争開始。マゾフシェ公国にある中核州の獲得にいそしむ。

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

同年、神聖ローマ帝国諸侯を中心とした包囲網に懲罰戦争を仕掛けられる。軍量差はあるもののここまでくるとそこまで影響は少ない。敵首都アイヒスフェルト伯領の占領を続けることで戦争疲弊を蓄積させ、結果敗北はしたものの小さな損害で講和を結ぶことができた。

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

1380年、大シスマイベント発生。アヴィニョンに対立教皇が立てられる。

 

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

1391年の同盟関係(青)。典型的な遠交近攻策を展開。以前の同盟国ハンガリー王国はノルマンディーがポーランドを手に入れた際に同盟を脱退している。

この後数年もこの広大な同盟関係を抑止力として宣戦布告されるのを避け、国力回復期間に入る。

 

1410年、バニラ開始時代の大航海時代に突入。

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

 

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

1418年、レコンキスタは最終盤に差し掛かった。残るはバダホス王国のフンダンのみ。ここにはノルマンディーは行けないのであとはカスティーリャに任せる。

 

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

1437年、イングランド王国を殴りロンドン周辺を割譲。やっと史実のノルマン・コンクエストらしくなってきた。

 

次回→https://tsuki-mecha.hatenablog.com/entry/2020/09/24/002312

EU4戦記ノルマン・コンクエスト⑤The Black Death

前回→

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

1296年の情勢。中央ドイツではシュヴァーベン大公領が復活して領土を拡大。早速同盟締結。同君下位国スウェーデン王国を基盤にバルト海沿岸にも植民開始。リヴォニア騎士団やルーシ諸国との戦いにも備えを始めていく。

 

ここから数十年平和な時代が続く。パクス・ノルマンディア。包囲網解消を待ちながら他国に少々遅れを取った技術革新を急ぐ。

 

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

1331年、同君下位国スウェーデン王国によるスカンジナビア半島統一が達成される。

 

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

1347年、国難である黒死病が発生。これはヨーロッパ全土に広がり、この脅威に対抗するため敵味方関係なく知識の共有が始まる。この裏でノルマンディ帝国は更なる同君下位国を獲得すべく王位継承者のいない他国に婚姻を申し込みまくった。黒死病は君主も高確率で亡き者にしていくので王朝交代が起こりやすいのだ。

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

とか言ってたら1348年にうちの皇帝が黒死病にかかり死亡。その3年後の1351年にノルマンディー帝国から黒死病の脅威は去った。兵士の人的資源を見てもらえばわかるようにわずか4年で10分の1にまで低下している。

 

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

種付け政策はようやく実を結ぶ。1355年にポーランド王家ピアスト朝が断絶しロロ家がこれを継ぐことになった。

1357年、これに乗じてポーランド王位を請求し宣戦布告。ポーランド王国は列強6位に名を連ねる強国だが、こちらは列強1位のノルマンディー帝国と列強2位のハンガリー帝国が合同で攻撃。

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

1361年、ポーランド王国が降伏。ここにノルマンディー=スウェーデンポーランド連合王国が形成された。この後ポーランド王国が持つ広大な範囲に渡る請求権はノルマンディー帝国の拡張を容易にしたが、同時に包囲網に参加する国の数もえげつないことになっていく。

 

次回→https://tsuki-mecha.hatenablog.com/entry/2020/09/17/112657

EU4戦記ノルマン・コンクエスト➃ ノルマン人の帰郷

前回→

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1227年時点の世界情勢

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

アナトリアでは早くもオスマンが勃興。ルーム・セルジューク朝はエレトナ公国やカラマン侯国によって分割消滅し、ビザンツ帝国正教会の首座をブルガリア帝国に譲った。ルーシ諸侯はキエフ大公の下で緩やかな連合体を形成し、西方より拡大する遊牧国家クマンの侵攻を食い止める。スカンジナビア半島デンマーク王国とゴットランド王国が同君連合を形成。敵対するスウェーデン王国はじりじりと北へ押される。神聖ローマ帝国バイエルン公が代々皇帝位を世襲し、帝国改革も順調に進んでいる。

ノルマンディー帝国は今やフランス国土の7割を支配しているが、カペー朝がフランス王位を放棄しないため依然フランドル伯やブルゴーニュ公はその影響下に置かれている。

 

1251年、神聖ローマ帝国が4つ目の改革を実施。

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

アプデ後の改革の速さがやっぱり異常。序盤に350ほどいた諸侯は束ねられ半数にまで減った。ちなみに以前プレイしたザクセン公国ブラウンシュヴァイク公国とチューリンゲン方伯領によって滅ぼされており、そのためブランデンブルク辺境伯領もうまれていない。ベルリン方面ではシュテンダル辺境伯とラウジッツ辺境伯が力をつけている。

 

1266年、前回よりロロ家世襲となったスウェーデン王国に王位請求CBで宣戦布告。バルト海に強大な海軍を保有するスウェーデン王国に対してはデンマーク王国海軍を援軍として呼ぶことで対処。1271年に勝利したノルマンディー帝国はスウェーデン王国を同君下位国に編入。また大きな一歩となる。

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

ノルマン人、帰郷。

 

1285年からは今度はスウェーデン王国側に立ちデンマーク王国との戦争が開始。スカンジナビア半島統一に向けて幾度となく矛を交えることとなる。

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

 

包囲網組まれすぎてやり辛い。

 

次回→https://tsuki-mecha.hatenablog.com/entry/2020/09/16/015815

EU4戦記ノルマン・コンクエスト③婚姻政策

前回→

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北はノルウェー王国スコットランドを争い、南ではカスティーリャ連合とレコンキスタ、中心地ではフランス王国領土侵攻を繰り返した。

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

1152年、ついにフランス王国首都パリをノルマンディー帝国に割譲させる。フランス国内での力関係は完全に逆転した。

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

1160年、レコンキスタ最大の戦いが勃発。まさにナバス・デ・トロサ。地図上のポルトゥカーレ伯領はノルマンディー帝国の属国として開放した国。

1172年のはジブラルタル海峡沿岸を割譲し、地中海交易の支配に乗り出す。当時の地中海の制海権ビザンツ帝国シチリア王国の間で争われていた。ノルマンディー帝国はシチリア王国と同盟を組み、ビザンツはルーム・セルジューク朝の圧迫でそれどころではなくなり地中海交易を独占することとなった。

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

1180年、アキテーヌ継承戦争。翌年アキテーヌ公国はノルマンディー帝国の同君下位国となる。これで同君下位国はガスコーニュ公国に続き2ヶ国目。

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

1196年、イスラム勢力とキリスト勢力を交えた連合国30万がノルマンディー帝国に宣戦布告。戦力はほぼ互角だったが、同盟国のスウェーデン王国軍やハンガリー王国軍が激戦区となったイベリア半島に到達する前に戦局が不利になり降伏。同盟国カスティーリャ王国から州を譲渡することで自国領土は守られた。

 

その後は包囲網が落ち着くまで大きな対外戦争は仕掛けなかった。そんな中1210年、同盟国スウェーデン王国で王家が断絶しノルマンディー王家のロロ家がとって代わった。

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

1220年には同君下位国であったガスコーニュ公国を統合。スウェーデン王国の同君下位枠を用意し、あとは機会を待つ。

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

 

次回→https://tsuki-mecha.hatenablog.com/entry/2020/09/14/181143

たとえ勝てはしないゲームでも

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私の初恋は小6の時だった。

中3になってその子と付き合って、でも遠距離で続かなくて別れて、その後も交流があった。

私が大学生になった後も帰省のたびに会っては遊んでたし、たまには通話もした。

 

私の敬愛するバンドのunicornに「おかしな二人」という名曲がある。この歌詞がまさにこの不思議な関係を表していた。http://j-lyric.net/artist/a0009f4/l00669d.html

お互い親にも言えないような秘密を打ち明け合ったし、この相手だから話せる内容もたくさんあった。ここ数年お互い別の人と付き合ったりしてたけど、それが終わるたびになんとなーくタイミングが合う感じだった。

 

その人に最近告白した。

 

これがタイミング的に最後だろうと思って、ケジメをつけたかった。

 

ダメだった。

 

彼女はバツイチの医者の方を選んだ。

「〇〇君は私のことを全部知ってる。向こうは何も知らない。でも、猫を被ってその人と付き合っていきたい」

この答えが印象的だった。    

 

納得した。「応援するよ」と。

 

 

これまた私の敬愛するboowy氷室京介の有名フレーズに「ビシッと決めるぜ!」ってのがある。私は氷室が解散ライブで涙ながらにこのセリフで締めたのがとても心に残っている。

「クヨクヨすんな!」ってスタンスのboowyに惚れたんだった。思えばboowyにハマったのも前の彼女と別れてすぐだった。

 

「ジメッとするのは似合わねぇと思うから、最後にビシッと送るぜ!」

 

この記事が私の最後の女々しさです。

EU4戦記ノルマン・コンクエスト➁ レコンキスタ開始

前回→

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フランスからの独立に成功したことにより諸外国と関係を持つことが可能になった。とりあえずはフランス内で領土を拡張したいため同じくフランスを敵対視しているカスティーリャと同盟を組む。

この頃のカスティーリャ王国レオン王国ガリシア王国を同君下位に置き、ポルトゥカーレ伯(後のポルトガル王国)と協力してレコンキスタの最中であった。

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

1099年、ブルターニュ王国に宣戦布告。初の対外戦争。超大国カスティーリャ=レオン連合王国の後ろ盾もありこれに勝利。

その後継承したガスコーニュ地方を足掛かりにナバラ王国を征服。これによってピレネー山脈を越えてイベリアのタイファ諸国と接敵するようになった。ここからノルマンディー公国レコンキスタに参加していくこととなる。

1102年、かつて西フランク王国から独立したアラゴン伯領も征服。さらにその同盟国であった神聖ローマ帝国諸侯のアーガウル伯領を属国化。これによって神聖帝国諸侯に仲間入りを果たす。

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

同年ノルマンディーは列強に数えられるようになる。とはいえフランス王国はまだまだ強大で、イングランド王国は海軍力の差で上陸すら困難なためイベリア半島で地盤を固めることとする。

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

1103年、タイファのサラゴサ王国、アルコス王国に宣戦。レコンキスタ1戦目。この戦いから長いイベリア統一の歴史が始まる。

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

1110年、第1回十字軍発令。敵はなんとビザンツ帝国。この戦いで弱体化したビザンツ帝国からはブルガリア王国が独立し、さらにルーム・セルジューク朝によってコンスタンティノープルが陥落。ヨーロッパへのイスラム勢力流入の原因になった。

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

1120年、ブルターニュ王国滅亡。ナバラブルターニュの王位を兼ねるノルマンディー公国はノルマンディー王国として認められるようになった。

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

1124年のレコンキスタの状況。下半身の緑色がイスラム勢力のタイファ諸国。ちゃっかりポルトゥカーレ伯にも侵攻中。

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

翌1125年からはアイルランドにも侵攻。こうやって多方面に進行することで包囲網対策をする。

その後スウェーデン王国と同盟を組みノルウェー王国支配下スコットランドにも侵攻。さらにはアルガルヴェ地方も獲得。

1137年、ノルマンディー王国はノルマンディー帝国に格上げ。

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

青が同盟国、緑が直轄領。

 

次回→https://tsuki-mecha.hatenablog.com/entry/2020/09/13/161117

EU4戦記ノルマン・コンクエスト① フランスからの独立

過去作

オーストリア編→

EU4戦記 オーストリア編 ① フリードリヒ3世の治世 - 都紀女加王墓前バス停で待つ。

ザクセン編→

EU4戦記 ザクセン公編① マンジケルトの戦い - 都紀女加王墓前バス停で待つ。

チューリンゲン編→

ヴァイマール帝国建国記① ヴァイマール家の分裂 - 都紀女加王墓前バス停で待つ。

 

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

今回もVoltaire's Nightmareのmodを使用しています。EU4の1.30アプデに伴いこのmodもアプデされ、さらに面白くなっています。今回は1054年ノルマンディー公国のウィリアム征服王の時代から開始。

 

1054年現在、ノルマンディー公国はフランス王フィリップ1世支配下の諸侯の一人であり、神聖ローマ帝国諸侯とは違って外交権が失われている。フランス諸侯はフランス諸侯間でしか婚姻、同盟、宣戦布告できずかなり制限された状態。イングランド征服なんてはるか先の話。

まずはフランス王国内で勢力を伸ばし、フランス王から独立することを目標とする。

1060年に南のアランソン伯領を滅ぼし、1070年にヴェクサン伯領にも侵攻。その裏でフランス王への不満を高める諸侯と同盟を結び、独立の機をうかがった。

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

1074年、アンジュ―伯、メーヌ伯、アキテーヌ公、ブロワ伯、ブローニュ伯と連合を組み、フランスに宣戦すべく予想される敵戦力を確認するも、未だ到底及ばないことを知る。フランス王フィリップ1世は神聖ローマ帝国諸侯であるロレーヌ公やリエージュ司教といった大勢力と手を組み牽制していた。

ウィリアム征服王は更なる準備に取り掛かる。

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

1078年、フランス王国諸侯で2番目の勢力を誇る(1番はブルゴーニュ公)フランドル伯に宣戦布告。ピカルディ周辺を獲得し、一気に国力を高めた。

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

1081年、味方にガスコーニュ公、トゥールーズ公、ヌヴェール伯、ロデズ伯、ニーム伯を加えフランス王フィリップ1世に対し臣従を拒否し宣戦布告(緑が味方、赤が敵)。1082年のルーアン条約によってこれらの国の独立が認められ、フランス王国の国土は半減した。

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EU4戦記ノルマン・コンクエスト

1084年、ガスコーニュ公家が断絶しノルマンディー家のロロ家が継承。これに対しバルセロナ辺境伯が反発しガスコーニュ継承戦争が勃発。バルセロナ辺境伯は破れ、ガスコーニュ公はノルマンディー公が兼任することとなった。

 

次回→https://tsuki-mecha.hatenablog.com/entry/2020/09/10/213932