都紀女加王墓前バス停で待つ。

長崎生まれ佐賀育ち 中高福岡大阪在住 完全趣味の自己満足ブログ。 @tsukimecha

エヴァ学 第1講

薬飲んでずっと寝てました。寝ると体調悪化した気がするんですけど大丈夫でしょうか。長引かないといいなぁ。

 

さて、大学には専門の他にたくさんの一般教養科目がありまして、私も常日頃「西洋の歴史」と「エヴァ人間学」の授業を開講したいと言ってるのですが中々大学からお声が掛かりません。私の西洋の歴史は専ら神聖ローマ帝国の歴史ですが。後者の授業は絶対面白いと思うんですよ。だってエヴァが面白いから。そのエヴァって人間学に通じてると思うんです。

 

エヴァってどういうもの? 以下、微ネタバレ。アニメメインで。

 

まず、エヴァに出てくる「使徒」との争い。使徒ってよく分からんと思ってる人も多いと思いますが、あれは「別の可能性の生命体」です。今、この地球には偶然にも人類が反映し社会を作ってますが、もちろんそれ以外の生命体が社会を作る可能性だってあった。その生命体が「使徒」と呼ばれる者達です。なので、使徒と人類の争いはいわば「自然淘汰」です。渚カヲルの言葉、「滅びの時を免れ、未来を与えられる生命体は1つしか選ばれないんだ」というものがまさにそれを象徴してますね。f:id:tsuki_mecha:20181022173757j:image

我々人類と見た目が全く違うのは生まれてきた祖先が違うから。我々人類はリリスという存在から生まれ、使徒はアダムという存在から生まれました。本来なら1つの地球には1つの祖先しか存在しないはずなのに、この地球は異例だったのです。そして、普通は1つの祖先が両方持てるはずの「生命の実」と「知恵の実」も2者で分けなければならなくなりました。リリス派、つまり我々人類の祖先が手にしたのは知恵の実の方。これによって子孫を増やし、他者と関わり、社会を形成する知恵を得ました。一方使徒の祖先アダムが手にしたのは生命の実。これにより使徒は半永久的に生きていけるSS機関(スーパーソレノイド機関)を得たのです。なので人類が歴史上億数万存在していたのに対し使徒はアダムと、アダムから生まれた15体の計16体しか存在しません。しかし、彼らは一度も代を変えることなく存在してきたのです。更に加えて、生命の実を得た使徒は強力なA.T.フィールドを持つことができます。よくエヴァ見てると聴こえる、「A.T.フィールド全開!!」のセリフ。あれです。A.T.フィールドは「Absolute Terror フィールド」の略。直訳すると絶対恐怖領域。これは自身の持つ自我の及ぶ範囲、すなわち自我境界を意味します。A.Tフィールドがなければ、自身を形作ることすらできません。つまり、人類もA.T.フィールドを持っています。自身を形作る程度のごく僅かなものですが。対する使徒はこのようにf:id:tsuki_mecha:20181022172540j:image

我々から見える使徒の外形以上に領域を有していることがわかります。さらに、生半可な攻撃なら全く受け付けない、とてつもなく強力なものです。これを人類が持ったら最強じゃね?あと人類は増えた結果他者同士で戦争とかして自ら破壊の道に進んでるし、ついでに1つにした方が良くね?って考えたのがゼーレ。そういう経緯で生まれたのが「人類補完計画」。どうです?繋がってきました??f:id:tsuki_mecha:20181022174119j:image

 

今回はここまで。実質これ1話分も進んでないですが。エヴァ人間学と繋がるという私の話も少しは理解していただけたら幸いです。またいつか続き書きます。では。