エヴァ学 第6講
今回は難しい話とか捨てて個人的な感想多めの会で。たまにはね。
といっても分からないことを私が1人語りしても多分何も分からないと思うんで、できるだけ今までの講義内容からで。今まで何話したっけ。とりあえずアニメ1話から見直してみよう。
第1話
2015年から始まるこのストーリー。初めて見た当時はまだ未来の話だったけど今となってはもう3年も昔なんですよね。いやぁ、歳をとったものだ。
しょっぱなから出てくる第3使徒サキエル。1話目出ててくるのに第3使徒なのは、大昔に第1使徒アダムと第2使徒リリスがこの地球に既に来ているから。もうお分かりだと思います。サキエル相手に通常兵器で立ち向かう国連軍。もちろん意味はありません。何せ使徒が持つのは強力なA.T.フィールド。心の無い火力だけでは歯が立たない。それでもN2地雷で表面溶かすくらいに健闘したのは大したもん。代償に確か街1つくらい吹っ飛ばしたけどね。
ここでゲンドウのサキエルに対する「おまけに知恵も付いたようだ」ってセリフ。かなり深い。生命の実しか持ち合わせないはずの使徒もこの数億年のうちに少しは成長していたってこと。後半の使徒を見るとそれはもっとよく分かる。あいつらは人の心に迫ることが最大の攻撃だと分かっているあたり、国連軍より頭良いよ。詳しくはまたいつか。
ジオフロントを降りて行くミサトとシンジ。この空間こそがリリスの卵であり我々人類=リリンの生まれた場所、黒き月の内部。ネルフ本部もこの中にあります。
今まで一度も動かなかった初号機。リツコは動く確率を0.000000001%と言っています。それまでは綾波レイが乗って実験していたのかな。ってかこんなに確率低くされるなんて碇ユイもかなり頑固な性格だったんやろうなぁ。たしかに回想シーンの随所にそういうところは見受けられるけど。このシンジと初号機の初対面シーン、めちゃくちゃ感動しませんか?初号機内の碇ユイからしたら13年ぶりの息子との対面。対して母親は死んだと聞かされている碇シンジ。シンジが真実を知るのはまだまだ先の事になりますが。
その後エヴァに乗れと言われるシンジ。「なぜ僕を…」「他の人間には無理だからだ。」ゲンドウの言う通り。他の人間には無理なんです。奥さん頑固だもん。色々分かると言葉一つ一つの重みも変わってきませんか?エヴァって面白いでしょ?
落下物から我が子を守るため無人で動く初号機。あれだけ何やっても動かなかったのに。シンジじゃなきゃダメなんです。乗りたくないっていう気持ちもわかるけどね。反抗期だし。ってか乗りたくない理由の8割は父への反抗って感じで恐怖はそんなに感じない。
ちなみに私だったらどうしたかって考えると、多分嬉々として乗って嬉々として死んでいくと思いますね。「ぼくらの」っていうアニメ、あれも私は好きなんですがジアースに1番目に乗った少年みたいな感じ。分かるかな。私はあれに近い。
次は多分解説書きます。でもこういう感想会も増やしていこうかな。