都紀女加王墓前バス停で待つ。

長崎生まれ佐賀育ち 中高福岡大阪在住 完全趣味の自己満足ブログ。 @tsukimecha

エヴァ学特講2

前回の続き。

https://tsuki-mecha.hatenablog.com/entry/2019/06/30/115452

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↑OP中にも出てくるA.T.フィールドの正式名称

 

第4話 雨、逃げ出した後

 

家出するシンジ。急に父に呼び寄せられ嫌々エヴァに乗せられよく分からないまま使徒と戦いクラスメイトに殴られる。そら無理もない。でも家出した先には孤独しかないんだよね、彼には。あてもなく彷徨う思春期の少年。第一次デストルドー出現。シンジが第三新東京を離れることを聞いてもゲンドウは冷静だけど内心どんな気持ちだったんだろう。シンジなくして自分の計画遂行はあり得ない。リリスの魂を移植したレイとリリスのコピーである初号機では、身体とは少しシンクロできても心とシンクロすることはできない。他のエヴァとは違う、初号機の特性。そのように作らせたゲンドウ。その意味を為すためのサードチルドレンシンジ。まぁゲンドウはシンジが戻ってくることが分かってたって取る方が普通か。

別れ際のケンスケとトウジとの再会。だんだんと第三新東京市での居場所を見つけ始める。しばらくはケンスケとトウジっていう「友達」の存在でシンジはデストルドーを抑えることができそう、って感じ。

 

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↑どう見ても小田急

 

第5話 レイ、心のむこうに

 

黄色の零号機。いわゆるプロトタイプと呼ばれるもの。実験の失敗理由について知っているようなリツコ。レイの精神不安定理由、それはリツコの母赤木ナオコに由来する。ネルフ施設の中枢であるMAGIを作ったナオコは初代レイを首を絞めて殺害。全てのレイは過去の記憶を本人の自覚なくとも潜在的に引き継いでいると思われる。当時の2代目レイの中の初代レイの記憶がナオコの娘リツコに殴りかかったのだろう。リツコとレイの因縁はこのあと所々出てくるけど雰囲気バチバチで怖い。

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↑ゲンドウというよりはリツコに殴りかかっている

舞台は使徒の実験現場に変わる。この実験体はシンジが倒したシャムシエル。動力源が分かっていないとリツコが言っていることから、ここではまだS2機関=使徒の持つ生命の実は判明していない。

パイロット関連の話で出てくるマルドゥク機関が架空の存在であったことは後で加持が暴いた通り。つまり、マルドゥク機関を動かしていたのはネルフそのもの。さらに言うとゲンドウとゼーレが操作してる。

シンジが戻ってきたことによりデータを書き換える際「メルキオールが…」みたいな機械音声が聞こえると思うけど、これは3体のMAGIの一つ。3体の名前はカスパー、メルキオール、バルタザール。モデルは東方の三賢者。エヴァは機械による演出の中にも重要な情報が隠されてるから、余裕があればひとつひとつチェックするとさらに面白い。

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そして第5使徒ラミエル襲来。由来は雷を司る天使の名前から。新劇場版ではかなり進化したけどこっちは形態変化しない。

 

第6話 決戦、第3新東京市

 

重傷を負うシンジ。エヴァとのシンクロ率が高ければ高いほどエヴァを自在に動かせるが、その分エヴァが受けるダメージを身体的ダメージとしてそのまま受けることになる。これがシンクロ率の面白いところでもあり残酷なところでもある。

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↑セリフに出てくる相転移空間とはこのA.T.フィールドによってできた外面との間の空間のこと。リリンはこれまでに強力な空間を作り出すことはできない。

日本中の電力を使用したポジトロンライフル攻撃。

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宇部が出てくるのは監督庵野の出身地であるからであって私の友達が多いからではない

ヤシマ作戦は私の好きなシーンの1つ。

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↑白い月と黒き月=リリスの魂、レイの対比。カッコいい。

作戦成功、笑うレイ。予想外にも感情を手にし始めたレイだが、これがなければ後の第16使徒アルミサエルを倒すことはできなかったはず。全てが未来に繋がってるといえる。

 

今回は以上。