進撃の巨人 雑談
↑高校寮にいた顎の巨人(ウォールマリアを登るすがた)
※ここから微ネタバレ エヴァみたいにガチファンじゃないから考察とかじゃないです多分
実は進撃の巨人全巻揃えて読み進めてるんだけど面白いね、あれ。もともとは高校寮の近くの食堂に置いてあったのを読んだのが始まりだった。
最初はすぐ飽きちゃって、女型がアニってとこで読むの辞めちゃった。んで数年後に進撃の巨人ヤバいって聞いて、また読み始めたんだけどマジで、ヤバい。
何から話そうかとか思ったけど別にここまで読んでる人はストーリー知ってるだろうから最新刊の感想的な感じで。
進撃の巨人がなんで存在したかって、これはユミルの抵抗だと思ってる。ユミルの民が神と崇めるユミルは神であり奴隷だったわけで、ユミルはユミルの民を意のままに操れる一方で王の奴隷として逆らうことが出来ない。だからユミル自身がユミルの民を操ることはなくて、王家の血を引く者の言う事を聞くことしかできなかった。その結果ユミルは「道」で命令されるまま不戦の契りを結ばされ、エルディア人を巨人に作り変えることを永遠に続けさせられていた。ジークがエルディア人を巨人にできるのもジークがダイナフリッツの王家の血を引いてるから。
ジーク「うおぉぉぉお!」
ユミル「王様の命令や!かしこまりました!巨人作ります!」
みたいな。
んで進撃の巨人だけ過去と未来が見れるから、ユミルの過去を知れるのは進撃の巨人のみ。ユミルは自分を救ってくれる2000年後の誰かのために進撃の巨人作ったんかな。
クルーガー「常に自由のために進み続けた」
これは自由になりたいユミルの意志。「道」でユミルはずっと待ってたんだね。
ジークの言った事を拒否してエレンの言う通りにユミルが動いたってことは、やっぱ王家の血を引くのは絶対条件じゃないってこと。王家の血による命令よりエレンの同情に心を動かされた。結局ユミルが全て決めれるんですよ。やっぱ「神」だわ。
構図が分かりにくいと思うから僕らの年代のバイブル北斗の拳に当てはめると、ユミルが天帝のルイ、王家の血がジャコウ、エレンがファルコ。そう、天帝編で説明できる。ジャコウが天帝のルイを幽閉して操り、ルイの言葉だと偽って命令をしていた。ファルコも当初それに従っていたが、ケンシロウによって目が覚め最後はファルコがルイを救出しジャコウを殺す。偶然だけどユミルもルイも眼が見えない(ユミルは見えてるかも)。