「優しさ」
今の心理的負荷について書きます。備忘録。就活生は見ない方がいいかもしれません。
もともと私は行きたい企業がそんなになくて、人に聞かれた時は「少ないよ、10社ちょいくらい」って応えてるけど本当は6社(厳密に言うと5社)しか受けていない。
でも、そんなに少ないと「絶対増やした方がいい」「それだと危ない」って必ず言われるのでサバ読んで多めに言ってます。それを聞く度に不安になるから。増やした方が良いのは分かるけど、そこで今更増やした業界で働く自分の姿が見えない。一番嫌な就浪を避けるためには意地でも増やすのが良いと思うのだけれど、そんなに多くの企業ごとに志望動機作るほどキャパは無い。
逆に言うとその6社はめちゃくちゃ志望動機書けるし、面接でもめちゃくちゃ話せるし、その点ではとても気が楽。でも、常に持ち玉が6という少なさは付きまとう。
また、就活をしていると企業ごとにリクルーターが付いてくれて、すごく親身になって話を聞いたりアドバイスを下さる。どこの企業の人も丁寧だし、優しいし、面接には活かせるし、良い事尽くめだがその優しさがだんだんと辛くなってくる。
やっぱり6社の中でも志望順位はあるわけで、でもそんなの第2志望以下の企業の人には言えないわけで。「御社が第一志望です!理由は…」って毎回言ってると向こうも凄く乗り気になって話してくれて。その中で自分の志望順位も分からなくなってくる。
企業によっては別の選考ルートに流されて、「君だけはちょっと優位に進むよう言っておいたから」って実際にも言われて、凄く嬉しいんだけどもし第一志望受かったらそこを蹴るんだと思うとかなり心が痛い。
正直6社中4社は手応えしかなくて行けそうな気にもなってくるし、その数秒後には持ち玉の少なさからの不安に襲われるし、いっぱい受かっちゃったら蹴りたくないし、、、。という正反対の感情が交互に襲ってくる状況。まぁ多分ここからボトボト落とされるだろうから1社だけ内定取れてそこしか行けないとかの方が心理的によっぽど楽。自慢とか余裕とかじゃないです。分かってくれるとは思いますが。
でも、実際にリクルーターが付いてくれたおかげで3月から就活を始めた僕にとってとても良い練習になった。もしそのリクルーターの企業を選ばなくても、そのリクルーターの人それぞれには多大な感謝を送りたいし、その企業に対するポジティブなイメージは一生変わらないと思う。それしか返せないけど、それで良いでしょうか。まぁ、就活ってこんなもんなんでしょうね。
リクルーターは就活の相談とかもしてくれるけど、↑こんな内容は流石に話せない。だって、相談に乗ってくれる優しさを否定しているわけになるから。なので、少しでも吐き出そうとここに残しました。