都紀女加王墓前バス停で待つ。

長崎生まれ佐賀育ち 中高福岡大阪在住 完全趣味の自己満足ブログ。 @tsukimecha

ゆめにっき⑥ 戦争

他→https://tsuki-mecha.hatenablog.com/entry/2020/01/06/233004

前回→https://tsuki-mecha.hatenablog.com/entry/2020/07/19/023154

私は戦場にいた。

兵士の装備を見るに第一次世界大戦?ごろだろうか。

そして、ライフルを背負った私は白い服の胸に青色の六芒星マークを付けられていた。

ユダヤ人兵士として扱われていたわけだ。

柱に貼り付けられた紙を見て陣列内の自分の場所を確認。私は意外と後ろの方だった。

前方の兵士から順に進軍を開始する。途中で上官?みたいな人から「お前がこんなに後ろなわけない」と言われてもっと先に行くように言われた。

渋々前の方に進むと、味方の中には赤白帽子を被った園児くらいの小さな子供の集団兵がいることを知った。

まさに玉砕戦という感じだった。

普通に味方の隊列のそばを敵兵が余裕綽々で歩き、テニスボールでキャッチボールをしながら遊んでいる。きっと両軍とも戦争の先端が開かれるのを待っていることなんだろうと思った。

 

1つの銃撃を元に戦争が始まった。

先ほどのキャッチボールをしていた敵兵はすでに後方で、急に反転して我々にライフルを向け何人か殺した後味方によって殺された。

突撃命令が下る。周りの本隊ではなく、私の所属する部隊だけ。

おびただしい銃声の中私も本隊を横目にゆっくり走り出した。

すると、本隊の中から小学校〜大学にかけての今までの友達がこちらを憐れむように見守っているのに気がついた。

 

こんなにたくさんの友達ともっと遊びたいのに。もっと話したいのに。ここまで色々あったがなんとか頑張って大学まで進んだのに。まだ親に何も返せてないのに…。みたいな感情が渦巻き、ここで死ぬことをひどく後悔した。

 

私の走るスピードは徐々に遅くなり、何も分からず突撃する園児の集団に置いていかれる。

それが私の心を一層締め付け、全てを振り切って全力で走り出した。

 

 

と、ここで目が覚めた。以上。いつものことながら実際に見た夢の話。

 

最近明晰夢が発動しません。夢の中で夢と気付けないまま終わることが多い。でも、夢の中で起きた内容、自分が抱いた感情がしっかり具体的に起きた後も残っている。そして夢の内容が不思議。夢って個人の経験で作られるものじゃないのかな?ユダヤ人の迫害とかは世界史を勉強する中でもちろん知ってはいるが、戦争に向かう兵士の主観的な映像なんて見たこともない。誰かの記憶が乗り移っているのか、それとも走馬灯か。

 

戦争ってやっぱ怖い。ダメ、絶対。