EU4戦記ノルマン・コンクエスト① フランスからの独立
過去作
オーストリア編→
EU4戦記 オーストリア編 ① フリードリヒ3世の治世 - 都紀女加王墓前バス停で待つ。
ザクセン編→
EU4戦記 ザクセン公編① マンジケルトの戦い - 都紀女加王墓前バス停で待つ。
チューリンゲン編→
ヴァイマール帝国建国記① ヴァイマール家の分裂 - 都紀女加王墓前バス停で待つ。
今回もVoltaire's Nightmareのmodを使用しています。EU4の1.30アプデに伴いこのmodもアプデされ、さらに面白くなっています。今回は1054年、ノルマンディー公国のウィリアム征服王の時代から開始。
1054年現在、ノルマンディー公国はフランス王フィリップ1世支配下の諸侯の一人であり、神聖ローマ帝国諸侯とは違って外交権が失われている。フランス諸侯はフランス諸侯間でしか婚姻、同盟、宣戦布告できずかなり制限された状態。イングランド征服なんてはるか先の話。
まずはフランス王国内で勢力を伸ばし、フランス王から独立することを目標とする。
1060年に南のアランソン伯領を滅ぼし、1070年にヴェクサン伯領にも侵攻。その裏でフランス王への不満を高める諸侯と同盟を結び、独立の機をうかがった。
1074年、アンジュ―伯、メーヌ伯、アキテーヌ公、ブロワ伯、ブローニュ伯と連合を組み、フランスに宣戦すべく予想される敵戦力を確認するも、未だ到底及ばないことを知る。フランス王フィリップ1世は神聖ローマ帝国諸侯であるロレーヌ公やリエージュ司教といった大勢力と手を組み牽制していた。
ウィリアム征服王は更なる準備に取り掛かる。
1078年、フランス王国諸侯で2番目の勢力を誇る(1番はブルゴーニュ公)フランドル伯に宣戦布告。ピカルディ周辺を獲得し、一気に国力を高めた。
1081年、味方にガスコーニュ公、トゥールーズ公、ヌヴェール伯、ロデズ伯、ニーム伯を加えフランス王フィリップ1世に対し臣従を拒否し宣戦布告(緑が味方、赤が敵)。1082年のルーアン条約によってこれらの国の独立が認められ、フランス王国の国土は半減した。
1084年、ガスコーニュ公家が断絶しノルマンディー家のロロ家が継承。これに対しバルセロナ辺境伯が反発しガスコーニュ継承戦争が勃発。バルセロナ辺境伯は破れ、ガスコーニュ公はノルマンディー公が兼任することとなった。
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