たとえ勝てはしないゲームでも
私の初恋は小6の時だった。
中3になってその子と付き合って、でも遠距離で続かなくて別れて、その後も交流があった。
私が大学生になった後も帰省のたびに会っては遊んでたし、たまには通話もした。
私の敬愛するバンドのunicornに「おかしな二人」という名曲がある。この歌詞がまさにこの不思議な関係を表していた。http://j-lyric.net/artist/a0009f4/l00669d.html
お互い親にも言えないような秘密を打ち明け合ったし、この相手だから話せる内容もたくさんあった。ここ数年お互い別の人と付き合ったりしてたけど、それが終わるたびになんとなーくタイミングが合う感じだった。
その人に最近告白した。
これがタイミング的に最後だろうと思って、ケジメをつけたかった。
ダメだった。
彼女はバツイチの医者の方を選んだ。
「〇〇君は私のことを全部知ってる。向こうは何も知らない。でも、猫を被ってその人と付き合っていきたい」
この答えが印象的だった。
納得した。「応援するよ」と。
これまた私の敬愛するboowyの氷室京介の有名フレーズに「ビシッと決めるぜ!」ってのがある。私は氷室が解散ライブで涙ながらにこのセリフで締めたのがとても心に残っている。
「クヨクヨすんな!」ってスタンスのboowyに惚れたんだった。思えばboowyにハマったのも前の彼女と別れてすぐだった。
「ジメッとするのは似合わねぇと思うから、最後にビシッと送るぜ!」
この記事が私の最後の女々しさです。