EU4戦記 しりとりで負けない国編③終幕
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アオテアロアによる拡張は周辺国を刺激していた。それに対抗した東南アジアのアユタヤ朝とインドシナに植民を行っていたカスティーリャ王国が連合を組みアオテアロアを牽制。1683年、懲罰戦争が開始される。
アオテアロアはかねてからの盟友であるマラッカ王国と協同でアユタヤ朝を攻撃。ヨーロッパでは同盟国フランスがカスティーリャ王国に対して優勢に戦争を展開。だが、長年の戦いの中で共に疲弊していき、結果としては両者白紙和平という形で幕を閉じた。
1693年、アオテアロアは今回の目標であるイングランド王国征服に乗り出す。本土ニュージーランドで編成された征英軍はラパヌイ島、フォークランド諸島、象牙海岸を経由して同盟国フランスのノルマンディーに上陸。マオリ人、初のヨーロッパ上陸。そしてイングランド、トスカーナの連合軍に宣戦布告。ヨーロッパ本土にあるトスカーナを速攻で降伏させ、フランスと共にドーバー海峡を越えようと試みるもさすがイングランド海軍は協力でなかなかうまくいかない。しかし、同時点でアイルランド王国もイングランドに宣戦布告。イングランド海軍はアイリッシュ海峡にも戦力を割かねばならなくなり、隙をついてブリテン島上陸に成功。瞬く間に制圧していく。
イングランドの南沿岸部を割譲させ戦争終結。ヨーロッパに領土を確保。
1700年には列強1位になる。
1711年の第2次イングランド戦争で首都ロンドンを獲得。
この後世界は大きく動いていく。カスティーリャ王国は先の戦争も合わせて弱体化し、植民地を維持するのが難しくなった。その結果カナダ、キューバ、コロンビアが独立。更には1740年、フランスで革命が勃発。王政は倒れ革命政府が樹立し、アオテアロアとの同盟が破棄された。この革命の中でフランス領ルイジアナがアメリカ合衆国として独立。
フランスという強大な後ろ盾を失ったアオテアロアは周辺国からの懲罰戦争に対処しきれなくなる。
1748年、アオテアロアの最盛期