1月29日

初めてこのブログのお題ガチャみたいなのを回しました。そしたら私の記念日っていうのが出てきたので、それについて。

私にとっての記念日というのもいくつかあるのですが、誕生日を除いたらやはり1月29日が個人的に一番かなぁと。何の日か分かりますか？はい、これは私の中学受験の合格発表の日です。9年前のことですが今でもちゃんと覚えてます。

私は小6の頃、火、木、土、日に電車で塾に通っていました。一番上のクラスで人数は2人。ほぼマンツーマン指導状態で、お互い良いライバルだったと思います。あの頃もよく成績で怒られてましたね。小学校の周りの友達は受験なんて考えてないのでみんな遊んでる。なのに僕はなぜこんなに勉強させられて、それでいて怒られているのだろう、そんなふうに思ってました。当時の私は親の期待通りの子供を演じていたので、志望校も親の意向を感じ取りあたかも自分で行きたいと言ったようにしていました。自分にはかなり高い壁だと思ってたので実は半ば諦めていたのですが。

しんどくてしんどくて本当に辞めたかった。でも辞めたら親に見放されるかも知れないという恐怖心もあった。ずっと葛藤してました。ある日泣きながら塾の先生に相談したのもよく覚えてます。同じクラスのもう1人のやつ、Kとしておきますけどあいつの存在もかなり大きかった。当時は本当におちゃらけたやつだったけどそのおかげもあったかな。かなり元気付けてくれた。結局今でもたまに連絡は取ってるし、良い友を持った。つくづく私の人生、周りに恵まれていたなぁと思う。

んで結局本気でその志望校一緒に目指して、とりあえずB判定くらいで安定させて（A判定は確か一回も取ったことなかった）、受験期に入ったわけです。その頃は小学校でも過去問解きまくってました。担任の先生もバックアップしてくれてて、授業中も空いた時間で受験対策することを許してくれました。周りの友達も応援してくれました。それで1月26日。受験前日ですね。担任の先生に明日休みますって伝えて、「いよいよやね。行ってきんしゃい。」って言われまして。帰りのHR後はなんか私の応援団みたいな4人が替え歌の応援歌歌ってくれました。その後塾で出陣式みたいなのをKと先生としまして。「僕は受かる！僕は受かる！」って言いまくってた。楽しかった。

受験当日1月27日はスリッパ忘れて慌ててたらなんと土足で入れて驚いたことしか覚えてない。あと苦手な国語がうまく行ったから他の教科も精神的に楽だったかな。1月28日は普通に学校行った。明日の合格発表のことしか頭になくて1日中そわそわしてた。んで1月29日。記念日ですね。昼休みに父親から担任に電話があったらしくて。それで担任が私に合格を伝えてくれました。あの瞬間が人生で一番嬉しかったかなぁ。。。嬉しくて泣くなんてことそれ以外にあったっけ。。。

という私の受験話でした。ちなみに余談ですが、私が小4から今もずっと使ってるシャープペンシル、この受験を一緒に乗り越えた相棒です。どんなに解けなくても、嫌になって1人泣いていた時も握り続けていたシャープペンシル。今更手放せない理由です。