都紀女加王墓前バス停で待つ。

長崎生まれ佐賀育ち 中高福岡大阪在住 完全趣味の自己満足ブログ。 @tsukimecha

私とユニコーン

私の音楽の趣味はほぼ親と友達の影響で出来上がっています。数あるうちから今回はユニコーンについて。

 

私がまだ小さいときによく親が聴いていたんだろう。曲のいたるところが耳に残って、最近になって「あ、この曲だったんだ。」ってなるパターンが多い。ここではいくつかの曲を紹介。

 

⚪︎すばらしい日々

曲全体を通して寂しい感じ、寂しい歌詞、そしてこれが解散直前の曲ってのがなんとも深い。「すばらしい日々だ 力溢れ 全てを捨てて僕は行きてる」「君は僕を 忘れるから そうすればもう すぐに君に会いに行ける」ここらへん特に。忘れるから会いに行けるってこんな歌詞よく出てくるなぁ。

ちなみに10歳の時の頃小学校で好きな曲を一つ書くってのがあって、周りが当時の曲書きまくってる中私だけこの曲を書いたことがあった。あとで先生から呼び出されて、「なんでこの曲知っとん?」と尋ねられた。「親の影響です」って答えたら「お前良い曲知ってんな。」って言われたのが嬉しかった。

 

⚪︎Maybe blue

有名曲。リズムで好きやったけど歌詞の意味が分かるようになってまた良さに気付く。恋愛を経験してまた深みさに気付く。こういう曲の良さに気付けるためにも色々な人生経験を積んでいきたいと思う今日この頃。

 

⚪︎SUGAR BOY

最初のシンセ音めっちゃかっこいい。疾走感。相手に積極的に行けない甘い男の物語。後になって後悔する甘い男の物語。高校の時の私の物語。悲しいなぁ。本当に歌詞がうまい。

 

⚪︎ペケペケ

女誑しの男とその彼女?の会話を歌にしたようなもの。曲の作りがとても良くて聴いてて飽きない。ちゃんと二人で役に応じて歌い分けしてる点も良い。

 

⚪︎与える男

ユニコーンには〜な男っていう曲のシリーズがあるけどその中でもこれ。ここまで直接的に好きな女性に向けたような歌詞はないと思う。なんかエロいとか言われたりするらしいけどそんなことないでしょ。サビの「僕の愛している人よ 僕に抱かれてくれないか」だけ取ってそう思ってるんかな。でもサビに行きつくまでに女性の相談に乗ろうとしたり、自分を良く見せようとしたりとかなり頑張ってきている。そして曲の最後は「君の未来が気がかりで」で締められる。ただセックスしたいとかそんな曲じゃないことはすぐ分かる。相当の気持ちがこもった曲。

 

⚪︎Pink Prisoner

最近聴いて「これ昔家でめっちゃ流れてたやつや!」ってなった曲。「愛されすぎて ピンクの手錠で繋がれて」「閉じ込められて 抜け出せない」多分メンヘラの彼女の異常な愛に囚われた男の物語。Pink Prison=彼女の家。明るいだけで抜け出せない家。かなり振り回されてるのが分かるし、民生自身そういった経験があるのかもしれない。これがかなりのポップ調で流れてくるのが良い。

 

 

 

以下、メンヘラに振り回された友達に送る歌詞

 

 

ボロボロに疲れた 体を無理やり引き起こされて
笑顔ひきつらせて 迫る胸に押しつぶされてる
自慢の long long legs さらけ出して
誘いのポーズ 横目で眺め
愛されすぎて 行き場のない心抱いて
閉じこめられて やりきれない モノクロの叫び声
週に一度きりの 休みの日さえ電話の前で
今夜のお相手も 死ぬ程長い安物の言葉
虚ろな視線は 時計の針
猫なで声も もうお手の物
愛されすぎて ピンクの手錠でつながれて
閉じこめられて 抜け出せない 明るいだけの部屋で
愛されすぎて ピンクの手錠でつながれて
閉じこめられて フラフラで立ち上がれない
愛されすぎて 行き場のない心抱いて
閉じこめられて やりきれない モノクロの叫び声

 

ユニコーンは個人的に歌詞もメロディも声も全部良いんだよな。そら好きになるわ、って感じ。

 

以上!