都紀女加王墓前バス停で待つ。

長崎生まれ佐賀育ち 中高福岡大阪在住 完全趣味の自己満足ブログ。 @tsukimecha

うたた寝

実家の和室で寝ていました。

 

私の実家の隣には祖母の家があるんですが、祖母はよくうちに来る時玄関ではなくこの和室の窓をコンコンって叩いて作ったおでんとかを持ってきてくれるんですね。

 

今回もコンコンって音がして起きたら祖母がいまして、「〇〇っていう所を見に行きたか」と言いました。私たち家族と家にいた親戚の合計7人でそこまで歩いて行くことになりました。

 

途中若者が路上で殴り合いの喧嘩してたり警察が叫びながら走って追いかけてたりでなかなか荒れていて私や何人かは「やっぱり帰ろう」と言いましたが祖母だけは「いや、行かんば」と行って聞きません。

 

道も汚くなってきて、私達は「もうよかやん」と言いましたが「なんば言うとっとね。 はよ行くよ」と祖母はだんだんと怒り気味になりました。

 

私達は祖母が取り憑かれたようにその場に執着するのを不思議に思いました。そして、僕の前を歩いていた父親が一言「ばあちゃんの前になんかおる」と言いました。見ると、祖母のすぐ前に張り付くように頭部が赤く燃えているような死装束の人間が一緒に進んでいました。祖母には見えていないのかは分かりません。祖母より後ろの4人は私含め怖くなって叫びながら逃げました。

 

すると祖母は振り向かずその死装束だけがこちらを振り返り「う……あ……あぁ……」のような呻き声を上げて追いかけてきました。

 

祖母はいなくなっていました。私は死装束から走って逃げ、住宅街のロータリーまで逃げて一息つきました。

 

しばらくして死装束が私を見つけてやってきました。火葬場で燃やされる途中の死人のような出で立ちになっていました(見たことはありませんが)。もう捕まるというところでしたが、私は既にこれが夢であることに気がついていたので、ふっと意識を天に放って目を覚ましました。

 

 

祖母は6年前に亡くなりました。

 

 

 

 

 

 

という投稿をした後、やっと本当に目が覚めて今これを投稿しています。