都紀女加王墓前バス停で待つ。

長崎生まれ佐賀育ち 中高福岡大阪在住 完全趣味の自己満足ブログ。 @tsukimecha

かもめ

鉄道回です。興味ないと多分面白くないです。そンな人は昨日の帰り道に撮った日本で一番高い観覧車の写真でも見といてください。

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はるか昔、吉野ヶ里町がまだ南北分裂していた60年代、三田川駅(現吉野ヶ里公園駅)には汽車しか来なかった。今では11分で行ける佐賀まで22分、15分で行ける鳥栖まで27分。不便ではあるが鉄道史的には黄金時代(主観)。普通列車の他に快速、準急、急行、特急といった多くの種別が走っていた。今回は三田川駅を含む鳥栖駅長崎駅間の長崎本線のお話。

 

今、長崎本線を走る列車は普通列車と特急かもめのみ。今の特急かもめの停車駅は博多、鳥栖、佐賀、肥前山口肥前鹿島、諫早、浦上、長崎。最近だと肥前山口を通過するやつもいる。肥前山口通過の列車が出た時、個人的にあの頃に少し戻ったな、と思った。60年代に走っていた特急の名称もかもめだった。停車駅は博多、佐賀、諫早、長崎。京都を早朝に出発して約12時間かけて長崎まで結んだ特急かもめ。肥前山口どころか鳥栖駅まで通過する。ちなみに寝台特急さくら(長崎〜東京)がデビューする際、停車駅を博多、諫早、長崎にしようとしたら佐賀駅周辺が猛反発したんだとか。結果佐賀駅にもしっかり停車するようになった。

 では急行はどうだったか。急行の名称は出島。広島と長崎を結んだ。何でこの二つの地点なんだろう。よくない共通点しか思い浮かばない。停車駅は博多、鳥栖、佐賀、肥前山口肥前鹿島、諫早、長崎。今の特急かもめと結構似た停車駅。昔は特急、急行といったらとても長い距離を結ぶ列車っていうイメージだった。

 次に準急。今ではほとんど見られない列車種別だが長崎本線でもしっかり走っていた。名称はながさき。そのまま。停車駅は博多、鳥栖、佐賀、肥前山口肥前鹿島、肥前大浦、諫早、浦上、長崎。肥前大浦が意外かもしれない。全列車停まっていたわけではないけど。今も普通列車鳥栖肥前大浦行きが結構あるのはこの名残り。めっちゃ海が近い。準急ながさきは今の特急かもめと同じ博多〜長崎を結ぶ。今の特急かもめは1時間50分くらいで結ぶのに対して当時の準急ながさきは約3時間かかってた。余った時間でグラバー邸行けるやん。時代は進んだ。

 最後に快速。停車駅は鳥栖肥前麓🤪、神埼👊、佐賀、牛津🐄、肥前山口肥前白石👨‍⚕️、肥前鹿島、太良、肥前大浦、小長井、長里、湯江、諫早、浦上、長崎。何でこんな停車駅やったか全くわからん。昔は栄えてたのかな。昔の停車駅でいろいろ想像するのも面白い。

今快速を走らせるならどうなるだろうか。鳥栖新鳥栖吉野ヶ里公園、神埼、佐賀、肥前山口肥前鹿島、肥前大浦、湯江、諫早、喜々津、浦上、長崎。これが丸いと予想。九州新幹線との接続駅である新鳥栖は通過できないし、一日一本特急が止まる究極の大ターミナル駅吉野ヶ里公園駅を通過するなんてもっての他。神埼もなかなか利用客多い。佐賀〜肥前山口の間は唐津線も走ってるから止めなくていいかなって。肥前大浦は佐賀県最後の駅。人はいないけど。そして湯江はそこそこ人が  いない。でも湯江行き、湯江始発の電車もあるし一応停車駅にしとこう。喜々津は快速シーサイドライナーが止まるから止めとく。コレいいじゃん。長崎ルート開通して特急かもめ廃止にするんやったらこれを整備してほしいね。あ、どうせ長崎新幹線の名称もかもめになるよ。これは予言ね。

 

授業中普段こんなことを考えています。